ホリスティックビューティライフというイベントに行ってきました。オーガニックコスメやアロマなど、わたしの好きなものがいっぱいで、とても楽しかったです☆
本日のお目当ては「カモミールエキス作り」。カモミールのスキンケア商品を販売している会社「華蜜恋」の講座です。ここのカモミールは、長野県安曇野にある自社畑で有機・無農薬栽培されたものと聞いていたので、どんなエキスを作るのか気になってました。
講座で作ったのはチンキ。チンキとは、ハーブをアルコールに約1ヶ月間漬け込んで、成分を抽出したエキスのことです。使い道としては、精製水と混ぜて化粧水にしたり、オイルに混ぜてクリームや石けんを作ったりします。
このチンキ、実は華蜜恋の人気商品である「入浴剤」なのだそう。アルコールと安曇野の綺麗なお水に、乾燥させたカモミールを数週間付け込んで成分を抽出しています。
カモミールといえば、通常はお花の部分しか売られていませんが、華蜜恋では自分の畑で育てていることもあって、お花に加え、茎や葉っぱ、すべての部位からエキスを抽出しているのだそうです。植物をあますとこなく使うのっていいですね。
さらに華蜜恋のエキスは、より濃いエキスを抽出するために、カモミールを漬け込んでから10日～15日で一度ろ過し、再度、新しいカモミールを加えてさらに2週間ほど熟成させているそうです。
わたしも自宅でハーブ抽出液を作りますが、この二度仕込み、正直めんどくさいのですよね。。でも、このひと手間が濃いエキスを作るための秘訣なのかもしれません。
さて、さっそくエキス作り。
といっても、ハーブからエキスを抽出するには約1ヶ月かかりますので、すでに完成したエキスが用意されていました。
左がつけたばかりのもの、右が1か月付け込んだもの。色が全然違います。
ジューサーにガーゼを引き、チンキを注いで、ギューっと絞ります。この器具、手が汚れなくていいですね。欲しいかも。笑
あっという間にカモミールエキスの出来上がり！いかにも効きそうな色してる♪
華蜜恋では、石けんやクリーム、ヘアローションなども作っていますが、すべての商品にこのエキスが使われているそうです。
今日絞ったハーブをお持ち帰りさせていただいて、早速お風呂に入れてみました。ほんのりカモミールの香りが漂っていい感じ。ハーブバス好きだなぁ。
お風呂から上がるとすごい汗！ふいてもふいても汗が出てきます。額から汗がタラタラ出てくるので、しばらく化粧水がつけれなかったくらい。笑
華蜜恋の入浴剤は、冷え症や乾燥肌に効くようで、アトピーの方にも人気なのだそう。とにかく汗がハンパなく出るので、普段汗をかきにくい人や半身浴をする時間がない人にいいかもしれませんね。
この華蜜恋では、素敵なお宿もやっているそうで、ここではさらに高濃度のカモミール風呂に入れるのだとか。５～６月に行けばカモミール摘みを、10月に行けば定植体験もできるようなので、ぜひその時期に合わせて行ってみたいです☆